宇賀田直人 デザイン

感激酒場 2009年・春

zakki
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以下順不同リスト。

中目黒・藤八さん
20代のころ宴会などで何度か訪れていたが、ニセ酒場部(メンバー2人・以下ニセ酒)のKさんが「中目黒あたりで呑(や)りましょう」ということで久々に再訪。以前は呑んでいなかったホッピーに、金宮焼酎、美味しい肴と合わせこんなに幸せを感じるとは。同じくバイトちゃんたちにも謎の驚愕を覚える。

新橋・大露路さん
ニセ酒に、本物酒場部のあのお方と! なんだか楽しく盛り上がったようで…不気味にうふふ。テーブル4つくらいのとてもコンパクトなお店。この後流れてふと開拓した“深夜食堂”のお店も良かったなあ。

浅草橋・やまとさん
テーブルとか備え付けのガスコンロとか、大衆酒場然とした店内。お安いのにボリューミーな鍋もの。土曜日はサービス価格でお酒メニューがさらにお安くなるそうで…!

三軒茶屋・赤鬼さん
以前から日本酒が凄いと噂には聞いていたお店に、毎年年賀状の交換はしているものの3〜4年振りに呑めることになった同じ歳の友人Tくんに連れていってもらった。そんな、なんだか条件が良すぎたせいとかなんとか、フレッシュでフルーティだけど旨・旨・旨口な生酒を、旬のものの肴を一緒にカッコンカッコン頂いてしまったら、すっかり久々に贅沢な酔っぱらい様に。また行きたいけれど、その前にもっと働かないと! という自覚を自営業者には思い出させてくれる涙の銘店。Tくんに大感謝、また呑むぜい。

門前仲町・魚三酒場さん
強烈! まず大女将のおかあさんから喝(かぁ〜つ)を頂く! 酒(1杯180円)のグラスの形も含め、京成立石・宇ち多゛さんを思い出す江戸っ子ちゃきちゃきの魚介酒場。女将さんは意外とフォローしてくれたりするが、ぎゅうぎゅうに詰まったお客さんも地元の方たちかどうか、とにかくちゃきちゃき! 大量の短冊メニューで悩んでいたら目がチカチカした。本当にお安くてボリューミーなので1人呑みでは全然食べられない。2人か、予約して宴会が吉かな? 1F(2Fも?)はWコの字カウンター。

月島・岸田屋さん
急に良い流れで行けてしまった。以前から叫んでいた暖簾の意匠とエイジングに大感激。完璧なデザインだなあ。10分程並び、残念ながら壁側席だったけれども目の前頭上にサントリー角ハイボールのポスターを発見! 3件目だったのもあって丁度良いタイミングでの角ハイにまたもや大・大・大感激。古いお店なのに酎ハイもあるし若者が困ることもない意外な程のお酒の揃い。お隣のお客さんが煮込みを頼まれていたので、ではこちらは肉どうふを、という生来のあまのじゃくが要らん大活躍をして、その後すぐに煮込みがヤマに…涙。しかしこちらのお店も女将さんを筆頭に娘さん息子さん(?)たちの気遣いが本当に素晴らしい。若い方たちも多いし、ずっとずっと続いて欲しい。なんだか周りのもんじゃ焼き屋さんのあまりの多さも加えてか、想像以上の観光地を感じてしまった点は仕方がないことか…って同じく観光客の自分が言うな! という話。季節が良かったせいか門前仲町〜月島で気持ち良い散歩も出来た。

堀切菖蒲園・小島屋さん
以前きよしさん、喜楽さんに伺い下町ハイボールを堪能出来てすっかり気に入り、再訪した堀切菖蒲園。こちらの近辺に多い、元祖ハイボールを看板にうたう。凹字カウンター。おかあさんやおとうさんの接客も優しさ溢れ好印象。この後絶品シロタレを目指しのんきさんに向かうもお休みで涙。次回こそは…!

町屋・亀田さん
都営荒川線沿い。改装されたてのような小奇麗さというか清潔感。もつ焼き串も1本80円(だったかな?)から、ハイボールはじめのお酒も充実、お座敷席もあって当然ご近所の方たちの人気居酒屋と化しているような。なぜだか京都に住んでいた時の宴会場、一乗寺・金ちゃんを思い出す。L字カウンター。焼き場担当のお若い店主さん?がまた好印象で素晴らしい。

王子・山田屋さん
今年伺った酒場の中で最高感激値をマーク! 初訪問時にニセ酒が余りに感激しすぎてしまい、一週間後に再訪してしまったという王子を代表する大衆酒場! というか朝からお昼も営業されているので大衆食堂兼酒場、か。学校の教室のような天井が高くて広いテーブル席だけの店内は強烈な開放感と、おそらくご近所の常連の先輩方(というかおじいちゃん)の静かでユルリとした空気が本当に本当に堪らない。お勘定の仕組みとか、グッときてしまうポイントが色々。

十条・斎藤酒場さん
こちらもテーブル席のみ、相席標準の古い大衆酒場。山田屋さんの後だったか、時間も20時ごろでピークタイムのワイワイガヤガヤな店内。良い雰囲気だった…がボンヤリした記憶が浮遊するのみ。「今宵は酒場部」に載っていたエピソードのほうがまだ記憶に強いので、今度はしっかりと体感したい。

赤羽・丸健水産さん
おでん種屋さんの立ち呑み屋さん。小さなアーケード内にあったり、おでんのお出汁が薄口で、京成立石・二毛作さんと双璧?ぐらいの美味しさ。呑ん兵衛のおにいさん達の集まりから、おやつ代わりに立ち寄ったお子さん連れのおとうさんまで、夕暮れ過ぎあたりの意外にゆる〜い空気が最高。次は絶対に練り物をおみやで買っていきたい。

赤羽・米山さん
赤羽にしては開店時間が遅いもつ焼き屋さん。ディープ! 土曜日だったので刺しものは無かったけれど、ホッピーと一緒にひと串ずつ頂く焼きものは絶品。L字カウンター+外のテーブル席で、春/秋シーズンはとても気持ち良い(酔い)お店。

気持ちの良い季節のおかげか集中しすぎたので、真夏の頃まではしばらく自粛期間に突入中。

[番外編]
家ハイ(自宅で呑むウイスキーハイボールの略称)用に色々とウイスキーを試し中。CP(コスト・パフォーマンスの略称)が最も重要。呑みながら読んでいる本に、”ハイボール”の表記があるだけでニヤニヤしてしまう。ニッカの余市、シングルモルトだけあって芳香がやや上品かな?美味しかった。でもハイボールには合わないのかな…。そしてなぜかイラストレーターの服部あさ美さんに薦めてもらったアイリッシュのJamesonを先日発見。これがスッキリ、少しスモーキーで呑みやすくとても美味しかった。ありがとう服部さん! 同じくイラストレーターの原田治さんブログのこの記事も好き。青いJohn Begg、すごく良いデザイン。しかしもう買えないみたい…。

さらに感激のフットサル大会

zakki
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 5月16日土曜日はエイブルF.C.が定期的に出場しているフットサル大会が府中スポーツガーデンで行われるとのことで、1度しか練習をしていないが無謀な参加を試みてみた。前日は不安と楽しみで興奮してしまい寝付けず大変だったが…。

 障がい者手帳を持つ人が2名、女性が1名、40歳以上が1名、障がい者手帳を持たない人2名、計6名の構成で、得点のハンデもあるという少し難しいルールだったが、全員が巧くてチームプレイも出来ている「勝ち」にきているチームから、女性がメンバーの多くを占めていたりする「のほほん」としたチームまで、計8チームそれぞれが色々と個性的。われらがエイブルF.C.はというと、自分やコーチで参加しているAくんは言うまでもなく眼鏡、体つきが小さい子が多いことやアトリエエーのお絵描き教室も並走していることもあり明らかに“文(科)系ほんわかチーム”。今の自分には前述後述の体力的な問題があったり、特段サッカーが巧い訳でもなく、しかしこの雰囲気が愛おしいので、こういった環境でないと高校生の時ぶりのサッカーは絶対に出来なかっただろうと改めて思う。楽しいチームにすんなりと仲間入りさせてもらい、ありがたやありがたや。

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 他のチームの試合でも好プレーが出たりすると「すげぇ〜」と真剣に観戦してしまう。コーチスタッフ枠の助っ人として急遽招集された華麗なサッカー履歴をもつパウロくん(日本人、おしゃれブランドで働く若者)が、強烈な巧さで大活躍。Aくんと代々木上原の美容師Sさんのスカウト能力が相変わらず凄い! 関係無いが実家が結構近いのにもびっくり。フミくんが後半残り10秒での劇的な勝ち越し点を決めたり(今日3ゴールを決めてすっかりエース気取りの貫禄)、取材仕事で来ていたテレビ制作の方がなぜかユニフォームを着(させられ)てがっつりプレーしていたり、線の細い女の子たちが巧い対戦相手からの強い当たりで戦々恐々としたり、子どもも大人もみんなで大声援をしたり大爆笑をしたり、やっぱり勝ちにこだわっていたり…書ききれないくらい悲喜こもごも、脳裏に焼き付く色々な面白い出来事があり幸せな一日だった。今回の試合は過去最高順位だったらしく、その結果が子どもたちのモチベーションを次に繋げてくれたらいいな。それにしても、自分はもはや「障がいの子たちと…」などの前置きがどこかに飛んでいってしまって、サッカー/フットボール/フットサルをプレーする単純な悦びに生まれてから二度目の目覚めが訪れてしまっている! う〜ん人生面白いものだ。まずは走り込み、そしてボールを手に入れねば。近所の公園で時間を作ってリフティングの練習だ。

 想像はついていたが、フットサルの仕組み上、断続的にある全力ダッシュをほんの数回した、全6試合のうちの3試合目あたりで下半身の筋肉が悲鳴をあげ始める…お昼休み以降は、眠くなるわすっかりガソリン切れだわで、なんちゅうポンコツ具合かと。翌日翌々日の筋肉痛をはじめとした“老化の確認作業”に怯えながら、風呂に入り床につく。2日後の現在、下半身が痛い。涙。

今年も感激したアトリエ・エーのライブイベント

zakki
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 atelier Aのライブイベント@シアターイワト。昨年以上に人数も増え、五月晴れで初夏の陽気と相まり、汗だくの熱気と大量の笑顔が溢れるイベントになった。お客さんも多くますますのカオス状態だったけれど、こどもたちも当然成長しているので、スタート直後から筆の進みがとても早かったり、秩序のレベルも上がっていて、頼もしいし微笑ましい。年に一度の大きな紙に描ける機会なので、得意な子たちは上手に紙面いっぱいに絵をつくっていく。小さな紙が好きな子たちはいつもと変わらず、マイペースに各々の紙に描いていく。お昼休みには、それぞれの得意芸の発表会。なぜか被る出し物(大人気の羞恥心…)。普段のアトリエ・エーでも時々ある、新しい強靭な才能に打たれて自らの無才に対して落ち込んだりもするけれど、それ以上の得体のしれないパワーも貰える。シアターイワトの方たちのご協力や、表現のアウラ?をいっぱい吸い込んだ会場の素晴らしさもあって、今年も大盛り上がりで無事に終わり感動、感激。既に来年も楽しみだ…。

 終了後、片付けをしながらスタッフだけでの缶ビール打ち上げ。なんだか皆、余韻に浸りぽーっとしているような。自分は卑しいことに、明るいうちから呑めるこれが楽しみでもあって、ビールが美味しくて美味しくて…。イワトを後にして飯田橋のお堀横のオープンカフェでおつかれさまの小さなビール打ち上げ。ここがまた最高の場所。別のスタッフが入れ替わりしつつ、それまでの熱気を冷ましてくれる「なんかいい風〜」。人数は減るが、自宅が同方向の3人がAくんのお宅にお邪魔して、「Kitsuné Tabloid by Phoenix」がドローンと鳴り続ける中、余韻をずっと引きづりながらまたもやビール片手に語り合う10年ほどの付き合いの友人たち。とにもかくにも、気がつくと普段はあまり呑まなくなったビールを呑み過ぎてしまった!

 昨年も、だったけれど終わって数日経っても当日の映像が網膜の奥に焼き付いているような不思議な状態が続く。イベントから3日後、内田樹さんのブログにこんなエントリーがアップされ、ハタと膝を打つ。

「公正で人間的な社会」はだから、そのつど、個人的創意によって、小石を積み上げるようにして構築される以外に実現される方法を知らない。
だから、とりあえず「自分がそこにいると気分のいい場」をまず手近に作る。
そこの出入りするメンバーの数を少しずつ増やしてゆく。
別の「気分のいい場所」で愉快にやっている「気分のいいやつら」とそのうちどこかで出会う。
そしたらていねいに挨拶をして、双方のメンバーたちが誰でも出入りできる「気分のいい場所」ネットワークのリストに加えて、少し拡げてゆく。

 この引用の前の文脈が良いのだけれど。でも、そうだ、そうだ! アトリエ・エーもきっとそんな場所で、少しずつだけど大きくなっていって。主宰のAくんや、考えずともそういう行動に移す人たちもたくさんいることを改めて認識する。そうやって多くの色々な人間同士が生きている“社会”の、いわばあやとりの糸をほぐして、結んで、を繰り返しながら大きな美しいあやとりをゆっくりでも前向きに、作っていこうとするのだ。もちろん敢えてあやとりを大きくしない、というやり方もあって自分はどちらかというとそっちに行きがちだと思うけど…。
 
 “いい気分”の集まりであるこのイベントでお会いした、子どもたち大人たち色々な人から愉快に接してもらい、気づく部分もたくさんあった。逆に自分はその人たちに対して、その人たちの“いい気分”を産むきっかけを作ってあげられているのか? “いい気分”を周囲に拡げていけるよう、とかく後ろ向きな性格の自分に向け、自覚と自戒を込め記しておく。なんちて。

久々に感じたサッカーの愉しさ(と身体の限界)

zakki
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つつじの花も満開

春まっさかり、スタッフとして参加させてもらっている
お絵描き教室アトリエ・エーの別クラブ?のサッカー/フットサルチーム、
エイブルF.C.の定期練習に初めて行ってみた。
初めてだし見学だけ、写真でもパシャパシャ撮っていようと思っていたけれど、
主催のAくんにジャージと靴を渡され、恐る恐る参加してみた…。

これがも〜のすごく楽しい!!
まずは休憩を細かく挟みながらのパス/ドリブル/シュートの基本練習。
懐かしい〜10代の頃中盤のパサーだった自分を思い出し華麗にボールを操ろうとするが、
もちろん今は悲しき30代、イメージはあっても体は動かず。涙。
最終的にはミニゲーム。既に練習でハァハァ状態、腰痛も出てきて正直しんどかった…
けれど沢山パスも回って、珍プレー好プレーもたくさん見れて
一本良いスルーパスを出したら得点に繋がった! 嬉しい!
本当にあっという間の2時間だった。

基本練習にもついていけないくらいの初心者っぷりだったし、
子ども達の意外な巧さもあるし、なにより自分の年齢を改めて認識する
体じゅうの痛み、痛み、痛み、そして疲労。涙、涙、泣いてばかりだ。
でもそれを上回る、小さな子どもも大きな大人も、男も女も皆で混ざって
ボールを蹴って、コミュニケイトして、子どもたちにムチ打たれ励まされ、笑
上手/下手じゃないその楽しさといったら、アトリエ・エーとはまた違う種類の、
たくさんの笑顔が出る場所で多幸感に溢れるものだった。
サッカーの愉しみってこういうことだ、と改めて再確認。
う〜ん、また是非参加したいなあ。もっと運動して体作っておかないとなあ。

元気をもらえた良いお天気の日曜日。
5月10日は昨年も行われた神楽坂シアターイワトでのアトリエ・エーのイベントだ。

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